戦国時代の関宿を舞台として活躍した簗田氏(やなだし)の紹介と、関宿城を中心としたエリア(野田市・境町・五霞町)の観光情報をお届けします。

野田市(関宿地区)の名所旧跡

宗英寺

 1590年(天正18)関東に入部した徳川家康は、関東の要所である関宿城に、異父弟松平康元(1552~1603)を配しました。宗英寺は、康元によって1596年(慶長元)に創建されました。墓所には、石の門扉で囲まれた康元の墓があります。また、創建当時からの山門をくぐると、左手に古河公方足利晴氏(1508~1560)の墓があります。晴氏は戦国時代、古河城を拠点としていましたが、小田原北条氏に対抗して古河城を追われ、関宿で5年間隠居生活をした後、1560年(永禄3)に亡くなりました。さらにその隣には、幕末の関宿藩士・船橋随庵(1795~1872)の墓もあります 。
(野田市関宿台町)

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