戦国時代の関宿を舞台として活躍した簗田氏(やなだし)の紹介と、関宿城を中心としたエリア(野田市・境町・五霞町)の観光情報をお届けします。

野田市(関宿地区)の名所旧跡

関宿城埋門

 関宿城の南側にあった門のひとつと考えられています。一般に埋門(うずみもん)とは、普段は通用門として使われ、戦で城に立てこもるときに入口や塀の内側の約3分の2を土で埋め、敵の攻撃を防ぐ門をいいます。現在の門がいつごろ作られたか、資料などがなく、詳しいことは不明ですが、鬼瓦には、1669年(寛文9)から明治に至るまで、関宿藩主だった久世家の「久世鷹の羽」の定紋が飾られています。廃城令で1875年(明治8)に城は取り壊されましたが、埋門は現在の場所に移築されました。市指定有形文化財。
(野田市東高野)

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